モヘンジョダロの遺跡群〜謎に包まれた世界遺産〜

モヘンジョダロの遺跡群はこんな場所

モヘンジョダロは1922年に発見されましたが、それは古代インド史を覆すほどの大発見でした。従来の古代インド文明は、中央アジアから南下してきたアーリア人によって、紀元前1500年ごろに始まったとされていました。しかし、モヘンジョダロの発掘によって、紀元前2300年から紀元前1700年頃に大規模な都市文明があったことが明らかになったのです。その文明こそ、世界四大文明の1つインダス文明です。

モヘンジョダロが注目を集めたのは、古代インド史をひっくり返しただけが理由ではありません。その都市文明が高度な水準に達していたからです。特徴の1つとして都市計画に基づいて築かれた街並みがあります。建築物は整然と並べられ、城砦に囲まれた地区と、市街地区から成り立ち、レンガで舗装された道路が碁盤の目のように張り巡らされていたのです。
さらに、その時代にすでに下水設備が整えられていたことがわかっています。各家庭から出てくる生活排水は、街路に沿って付けられた排水溝に沿って流れていき、溝の各地には点検孔が設けられているという徹底ぶりです。

モヘンジョダロ博物館で発見された遺物を見よう

モヘンジョダロの入り口には、発掘で見つかった品々を展示している博物館があります。生活用品や人や動物をかたどった像、文字が刻まれた印章などを見ることが可能です。
モヘンジョダロは宮殿や城の跡がないため、当時の権力者の姿が不透明な部分もあります。また、これほど栄えた文明なのに滅亡した理由もはっきりとしません。まさに謎が多い遺跡になります。
モヘンジョダロには、古代のロマンが詰まっています。歴史好きの人は一度は訪れてみたい場所ですね。

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